イヤーコーニング


イヤーコーニングは、世界の多くの文明で古くから秘技として伝えられてきた伝統療法です。古代では、特別な地位の人だけが受けられる療法でした。シャーマンの間では「内なる耳を聞く」とされ、大切な儀式の際に使われていたとも伝えられています。


耳に、細長い筒状の「コーン」を優しく差し込み火を灯すことで、心と体、そして魂をととのえるサポートをしていきます。コーンは左右の耳にそれぞれ2本ずつ、計4本を。その他に、おへその上でも1本使用します。


火の揺らぎ、煙の流れ、コーンが燃えていく音。
ただその瞬間に身をゆだね、静かな時をゆっくり味わってください。


私は、仕事や子育てや介護など、日々、誰かのために動き続け、流されるように忙しく生きている方にこそ、イヤーコーニングを通じて、ほんのひととき、自分自身に還る時間を持ってほしいと思っています。


落ち着いて五感を研ぎ澄ませ、何かに包まれるような“満ちていく”ひとときを。
そこには、母でもない妻でもない、誰でもない「わたし」を感じることができます。


私は【灯し手】として、その時間に寄り添います。
灯すことも、灯されることも、どちらも同じくらい大切で愛おしく思っています。


イヤーコーニングの時間は「何かを変える」ためのものではなく、
ただただ「感じる」ことを思い出すような、
そして本来の自分に還っていくような、そんなやさしい時間です。


頭で考えるのではなく心と体で。
穏やかで幸せなこの世界を、ぜひ感じてみてください。